ワーホリ前の奨学金は無理なく返そう!減額返還や返還期間猶予について解説

ワーホリ

 

「ワーホリに行きたいけど、奨学金返済があるからいけない。」という方、いませんか?

 

以前、ワーホリ中、奨学金返済のためにやっておくべきことを記事にしました。

\記事はこちらから/

海外に行く前に必ず準備!奨学金返済のためにしておくべきこと

 

しかし、

「そもそも、日本での収入がないのにどうやって返済し続けるんだ?」

って方もいますよね。

 

そんな方のためにJASSOでは、奨学金には以下の2つの制度があります。

  • 月の返済額の減額
  • 返済期限の猶予

 

今回は、ワーホリをしたいけど奨学金が・・・という方のために、奨学金の減額返金と返済期間猶予について解説していきます。

 

ワーホリでも奨学金の「減額返還制度」をつかえる!(条件あり)

減額返還制度とは?

まず、減額返還制度とは何かを確認していきましょう!

減額返還制度は、災害、傷病、その他経済的理由により奨学金の返還が困難な方の中で、当初約束した割賦金を減額すれば返還可能である方を対象としています。
一定期間、当初約束した返還月額を減額して、減額返還適用期間に応じた分の返還期間を延長します。毎月の返還額を減額するため、無理なく返還を続けることができます。

引用:JASSO

 

減額返還は、月々の返還を減額するだけで、返す金額は同じなので注意しておきましょう!

 

 

 

減額返還の必要条件

減額返還制度を受けるためには、減額返還が必要なことを証明する証明書マイナンバーなどが必要です。

 

必要なものや経済困難といえる条件について、表にしたので確認してみてください!

経済困難の目安 年間の収入額が300万円以下
(給与所得以外の所得を含む場合は200万円以下)
減額できる金額 2分の1または3分の1
減額できる期間 1回の申請で12ヶ月(15年(180カ月)まで延長可能)
申請方法 申し込み用紙を記入し提出する(その際に、マイナンバーや必要書類も添付)

 

詳しくはJASSO公式サイトを確認してください!

 

この条件を考えると、ワーホリに行く際に、渡航中の収入が不安定になるという理由で減額申請できます

ただし、現在(またはつい最近まで)会社に勤めており、収入が十分にある方は、減額返還制度を受けられない場合もあるので注意しましょう。

 

ワーホリで奨学金の返還期限猶予制度はつかえる?

返還期限の猶予について

災害、傷病、経済困難、失業などの返還困難な事情が生じた場合は、返還期限の猶予を願い出ることができます。

引用:JASSO

 

こちらは一定期間返還を止めることができます。しかし、元金と利子はそのまま変わりません

 

 

返還期限猶予の必要条件

返還期限猶予についての必要な条件について、表にまとめました。

経済困難の目安 年間の収入額が300万円以下
(給与所得以外の所得を含む場合は200万円以下)
適応期間 最長10年(ただし、制限がない場合もある)
申し込み方法 申し込み用紙の提出(必要書類とマイナンバーも添付)

 

 

ワーホリに行く場合、語学学校に通う方もいますよね。

もし9カ月以上語学学校に在籍する場合は、「在籍猶予」という形で返還期限を猶予できます。

 

出典:JASSO

 

ただし、在籍期間が9カ月未満の場合は「一般猶予」となります

 

\必要なもの(以下のいずれかを提出)/

(1)在学証明書コピー + ビザのコピー
※学位取得課程に在籍していることがわかる、または同一校に継続して9か月以上在籍することの記載があるもの。
※在学証明書については表外の(参考)例文を参照してください。

(2)入学許可書コピー + ビザのコピー
※申請できる猶予期間は入学月より6か月間となります。 まだ入学前であるため在学証明書が取得できない場合の取り扱いです。

(3)履修登録書コピー + ビザのコピー
※できるだけ(1)在学証明書コピー+ビザのコピーを提出してください。

引用:JASSO

 

ワーホリするなら減額返還と返還期限猶予どちらがいい?

 

月少しずつなら奨学金の返還ができそうなら「減額返還制度」、語学学校に9カ月以上在籍するなら「返還期限猶予制度」

 

正直、どちらが良い。というものでもありません。しかし、奨学金の返済は20〜30年と長期間続くので、できれば少しずつでも返して行ったほうが将来のためではあります。

 

  • 日本での貯金はそこそこある
  • ワーホリ中はがっつり現地で働くつもり

という方は、ワーホリ中に減額返還して、少しずつ返していった方が後々楽です。

 

逆に、

  • 語学学校に長期間(9カ月以上)通うため、貯金があまりない
  • 滞在中がっつり働くつもりはない

場合は、減額返還よりも返還をストップする方が、安全かもしれません。

 

払えなくなってしまうのが一番困るので、悩んでいる方は一度、相談センターに相談してみましょう。

 

【奨学金相談センター】

電話:0570‐666‐301(ナビダイヤル)
海外からの電話、一部携帯電話、一部IP電話からは03‐6743‐6100
月曜~金曜:9時00分~20時00分(土日祝日・年末年始を除く)

 

まとめ ワーホリ中の奨学金は無理はせずに、確実に返還していこう!

奨学金は借金と同じなので、「今月払えない」となってしまうことが最悪です。

ワーホリ中は日本での収入がなく、経済的にも安定しないので、不安な方は、制度を利用して無理のない返還をしていくことをおすすめします。

 

ただし注意したいのは、減額返還制度も返還期限猶予制度も

  • 受理されるまで数ヶ月時間がかかる
  • 受理されない場合もある
  • 返還総額と利子はそのままである

ことを知っておきましょう。

 

もし、ワーホリへ行くけど返還は同じ額で続けて行きたい方は、クラウドワークスやランサーズでプチリモートワークをして稼ぐのもおすすめです!

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TABIKO

現在、ラオスで日本語教師をしています!
「自由に生きる」をモットーにライターになったりワーホリをしたり。
海外での経験や体験をこのブログにまとめます!

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