こんにちは!ニュージーランドでライターをしているTABIKOです。
最近の悩みは「奨学金の返済」です。
奨学金をもらって大学をでた社会人やフリーターの方は多いのではないでしょうか?
人にもよりますが、月々の返済額は1万5,000円〜3万円程度かと思います。
普通に働いている人からしたら、「毎月の支払いは、痛いけど支払いが滞ることはない」といった感じでしょう。
しかし、ワーホリや留学で長期間海外に行く方は、「奨学金」についてしっかり準備しておかないといけません。
「口座の残高が知らない間になくなっていて、滞納してしまった」
となると、笑い事ではすみません。奨学金は「借金」なのでね。
そこで、今回、
返済準備として
- 海外に行く前にやるべきこと
- 海外に来てからやるべきこと
についてご紹介します。
海外滞在中やワーホリ中に減額返還や返還期限猶予制度を利用したい方はこちらの記事を参考にしてください!
\減額返還制度と返還期限猶予について/
しっかり準備していないとかなり焦ることになるので、私の失敗談をもとに注意してください!!
【奨学金返済準備】海外に行く前編
まず、海外に行く前にやっておくべきことをお伝えします。
①奨学金専用の振り込み口座をつくる
②口座をアプリで管理する
③ネットバンキングできるようにしておく
④口座には多めにお金を入れておく
⑤奨学金専用の口座は親に預けておく
⑥奨学金サイトにログイン確認
それでは、一つずつ解説していきます。
①奨学金専用の振り込み口座をつくる
奨学金の返済は専用の口座をつくっておくのがおすすめです。
中には、収入がある口座に紐づけている方もいると思いますが、普段から使っている口座だと、知らない間にお金を使い切ってしまう危険もあるので、私はおすすめしません。
また、口座を分けておけば、返済した額もわかりやすく管理がしやすくなります。
わざわざ新しく口座をつくるのは大変かもしれませんが、後々楽になるので専用口座を持っておくようにしましょう。
口座をアプリ上で管理する
最近では、多くの銀行がアプリを持っており、残高確認がアプリ上でできるようになっています。
しかし、アプリで使用するためには、パスワードや個人情報の登録が必要で設定に何時間もかかってしまうことがあります。
かなりややこしいので、海外に来てから設定することはまずできないと思っておいた方がいいです。
銀行によるかもしれませんが、私が持っている三菱UFJやゆうちょ(今はアプリなくなりました)では海外からの登録ができませんでした。
奨学金返済用の口座は必ず登録しておきましょう!私は登録していなくて、毎月の計算と残高確認がとっても大変です。
できれば、持っている口座全て登録しておいた方がいいです。もしもの時に役に立つことがあります。
③ネットバンキングできるようにしておく
アプリ上で口座を管理できるようになり、ネットバンキングができる銀行も増えました。
ネットバンキングのメリットは
- 銀行に行かなくても送金・振り込みができる
- 手数料が窓口に比べて安い
ことです。
ネットバンキングができれば、奨学金返済口座に残高がなくなった時でもお金を振り込むことができます。
ネットバンキングはアプリを持っていればいつでもできるわけでなく、設定が必要な銀行が多いです。
そのため、日本にいるうちにネットバンキングの設定をして、やり方を調べておきましょう。
私は設定を何もしておらず、奨学金が残し少なくなってからネットバンキングできないことに気づきました。かなり焦ります。
ネットバンキングするために注意するべき点がいくつかあるので、覚えておきましょう。
- ワンタイムパスワードは、電話を休止や解約すると使えない
- 日本国外ではネットバンキング使えない場合がある
- パスワードやIDの再発行は窓口に行く必要がある
「なかなかややこしそう」と思った方もいるかもしれません。
正直アプリ系に強くない私からすると、かなりややこしいです!
だからこそ、海外に行く前に設定しておき、できれば一度試しておきましょう。
そして、わからなければ電話や窓口でしっかり説明を受けておきましょう。
④返済用口座には多めに入れておく
当たり前のことですが、とっても大事です!(本当に!)
私はワーホリで海外に来たので、1年で帰国すると思っていました。
しかし、現在滞在して1年半。
もちろん、奨学金返済用口座に入れていた残高はなくなり、送金が必要になりました。
しかし先ほども言った通り、ネットバンキングができないので、口座に送金ができない状態です。一言でいうと「詰み」です。
どれだけ入れていればいいのかは人によりますが、
1年滞在予定であれば1年半分、1年半滞在予定であれば2年分くらいは入れておいた方がいいでしょう。
⑤奨学金口座の管理は親に任せる
これは、私がやっておいてよかったことです。
私は返済用口座をアプリ上で管理していないので、残高がわからない状態でした。
ただ、家に通帳とカードを置いてきたので、親にお願いして残高の確認をしてもらい危機一髪のところで残高が足りないことに気づき対応しました。
もし、海外に口座を持って来ていたらと思うとゾッとします。
ネットバンキングができない今も、もしもの時は親にお願いして口座に振り込んでもらえる環境なので、お願いできる場合は親に口座の管理をお願いしましょう。
⑥奨学金サイトへのログイン
奨学金を借りた先にもよりますが、日本学生支援機構JASSOから奨学金を借りた方も多いのではないでしょうか?
JASSOには、スカラネット・パーソナルという、自分の奨学金情報を確認できるページがあります。
このスカラネットのログインには
- 事前の登録
- パスワード
- 奨学生番号(奨学金を借りた時にもらう番号)
が必要です。
特に、奨学生番号は奨学金返済資料に記載されており、ネット上で探すことができないので、自宅にいるうちに確認・管理しておきましょう。
一年に一度くらい、奨学金の残高が気になることがあります!ネット上で簡単い確認できるので、ログインの手順と必要な情報は管理しておきましょう。
【奨学金返済準備】海外に渡航したあと編
海外に渡航したあとにしておくべきことは多くはありませんが、私がやっていることをまとめておきます。
②現地口座から送金できる環境をつくる
③毎月奨学金を払えるだけは最低稼ぐ
①口座の残高チェック
これは、最近始めましたが、数ヶ月ごとに口座の残高はチェックします。
あと何ヶ月分大丈夫で、いつまでにどれだけお金を送金しなければいけないのかはかならずチェックしておきましょう。
また、これは奨学金用口座だけでなく他の口座もしておくことをおすすめします。
海外であまり銀行口座を使わないでも、知らないうちにサブスクを登録していて残高が足りなくなってしまうこともあります。
不正な引き落としを早期発見するためにも、口座のチェックはしておきましょう!
②海外から送金できる環境をつくる
私のようにネットバンキングができない人は、海外でつくった口座から奨学金用口座にお金を振り込む必要があります。
もしくは、クラウドワークスなどのオンラインワークでの振込先を奨学金用口座にするのも一つの手です。
また。ネットバンキングが使える場合でも、持っている口座の残高も無くなってしまうとお金を送金することができません。
そのため、最悪の場合のため、海外からでもお金を送金できるルートを持っておきましょう。
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③毎月奨学金を払えるだけは最低稼ぐ
国内だろうと海外だろうと、出ていくお金より稼いでいなければいつか返済できなくなります。
海外にいると、「日本で貯金があるから大丈夫」と思ってしまいがちですが、奨学金の返済は20〜30年続きます。
長期線に間違いはないので、どこにいようが奨学金で出ていく分だけは毎月稼ぐことを目標にしておきましょう。
しっかり準備していれば怖くない「奨学金返済」
1年半も日本を離れて一番困っているのは、奨学金返済や銀行口座についてです。
銀行関連のことは、重要な個人情報でもあるので、変更や手続きをしたくても、海外ではどうすることもできない場合があります。
なので、やるべき対策をしっかりしておいて、何かあってもいいように準備しておいてください。
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