フリーターはだらしない。そう思っていた私がフリーターを選んだ本当の理由

自由『フリーター』

こんにちは!

現在、ニュージーランドでワーホリをしているフリーター×ライターのTABIKOです!

 

フリーターという生き方をしている私ですが、(一応、)正社員として働いた経験があります。

 

正社員時代、いろいろありました。

新卒で、誰もが知っている大手の広告会社で営業の仕事をしていた私。

当時、売り上げも悪くなく周りから期待もしてもらっていました。

 

でも知ったんですよね。

大企業に就職して、それなりのお給料ももらって、周りの友達よりボーナスも高くても、幸せじゃないと。

 

昔教えられた、「いい会社に入って、たくさんお金をもらって、安定した生活を送ることこそが幸せ」という言葉。

これは、社会で縛って生かすための洗脳ではないか、と思うほどに私にとって、正社員生活は地獄でした。

 

今回は、私にとっての「正社員」とフリーターを選んだ理由についてお話しできればと思います!

 

  • 正社員として働いているけど、正直しんどい
  • 就職するか迷っている

そういう方の1つの選択肢として参考になれば幸いです!

 

\フリーターに関するお記事はこちら/

「意外と知らない?」フリーターの定義やニートとの違いを解説
【フリーター・ニート】から脱出するには??
「フリーター女性はクズ」理由を知って、脱クズ女性に!

 

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私が正社員を辞めてフリーターを選んだ理由

TABIKO
TABIKO

これは、私が23歳の頃のお話です。

まず、簡単に私の昔からの性格をお伝えしておきます。

  • 一人が大好きで、家では部屋に引きこもり
  • 人と話すことが好きではない
  • 明るいふりをするのが得意
  •  周りからの評価に怯えがち
  • (しっかり症状が出るタイプの)仮病をよく使う

 

そんな私は、大学卒業後、大手人材広告会社で働くことになるところから、始まります。

 

集団行動ができないと気づいた『新卒1年目』

学生時代から集団行動は苦手で、よく仮病を使って休む癖があったんですが、大人になるにつれて、協調性も付き、周りとうまくやっていく力もついている。

 

そして、大学生の頃の私は、「フリーターはだらしない、大企業の正社員になって安定することこそが正解」と思い込んでいたので、卒業後はもちろん企業に就職をしました。

 

 

「仕事となるとしっかりやっていけるから、大丈夫!」

この時は、そう信じ切っていました。

 

そして、入社後、

幸いなことに、私の入社した会社の上司、先輩はいい人ばかりでした。

いじめられることも、意地悪されることもなく、毎日楽しく充実した日々を過ごしすことができていた。

 

 

いや、実際はそう思い込んでいました

 

「みんないい人!みんな優しい!みんな助けてくれる!だから大丈夫!」

私はそう思い込むことで精神を保っていたんです。

 

実際は、毎日周りの目を気にして、

問題が起こるたびにビクビクして、

嫌われていないか、いい後輩を演じられているか、いい社員になっているか、

 

そんなこんなで、不安で寝られない日々が続いていました。

 

 

もう、どう考えても無理して働いていたんです。

 

私の場合は、周りからのいじめが理由ではなく、

「集団の輪の中の一員」ということで私が自分自身を縛っていたんですよね。

 

どういうことかというと、

  • 先輩に対しての失礼は絶対だめ
  • 一番に出社して資料整理や分析作業をしなければいけない
  • 上司の言うことは絶対
  • 前のアポが長引いても次のアポには死ぬ気で間に合わす

などなど、完璧になろうとしすぎたんです。

TABIKO
TABIKO

もっと力を抜ければよかったんですが、周りから悪く思われたくなくて1mmも力は抜けませんでした。

 

そんな生活が続いて、最後には体調面も精神面も限界が来ました。最後は心療内科に通うほど。。

 

今回も、頑張れなかった。

 

もうどれだけ頑張っても、

私は集団行動に向いていない。

そう知ることができた正社員1年目でした。

 

『世界は広い』と教えてくれたバックパッカー動画

辛いことに気づかないふりをしながら正社員として働いていたとき、楽しみはYoutubeでバックパッカー動画を見ることでした。

 

バックパッカー動画が好きだった理由は

  • 自由に生きている
  • 言葉の通じない世界でも生活している

そんな人たちを見ていると、「当時の私の生活はたくさんある生き方のうちの1つなんだ」と思えたからです。

 

私と同じ年齢、もしくはもっと年上の人たちが、仕事を辞めてバックパッカーをしている。

そして、充実した日々を送っている。

 

汚い服でも、今日の宿がなくても、とにかく行動して生きている。

 

世界って広すぎない!?

 

そう思っていた23歳の夏です。

 

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必要のないストレスを手放す勇気

バックパッカーに憧れて、いろんな動画を見るたびに現実と理想の大きな差に苦しんでいました。

 

一歩行動すればいける世界。

毎日辛いと思いながら、自分を苦しめながら生きている正社員を辞めるだけ。

 

でも、

「正社員だから3年は働かないといけない」

この暗黙のルールが苦しめる。

 

TABIKO
TABIKO

多くの人が苦しむんじゃないですかね。根拠のない3年ルールのせいで、転職も退職もしにくい社会。不思議で仕方ない。

 

 

私はその後、いろんな本やサイトを読んで、これからのことを考えました。

 

「自由に生きたい」という夢を叶えるために、ずっと毛嫌いしていたフリーターになること。

それって、いいのか?

 

親からなんて言われるだろうか?上司から反対されるだろうか?

 

もうずっと一人でたくさん考えました。

 

結局私の心を動かした言葉は

(当時)23歳の私が今やるべきこととは?人生の23年目にするべきこととは?

 

その答えは、間違いなく正社員としてストレスを感じながら、周りと同じように生きることじゃない。

狭い世界じゃなく、広い世界をまず知ることが優先だ。

 

そういうことで、退職を決意し、9ヶ月という短い期間で正社員生活を終えました。

 

フリーターという生き方で頑張っている人の存在

フリーターになってみて気づいたことは、

  • 意外と普通に生きられる

ということ。

 

派遣に登録すれば、正社員時代と同じくらいは稼げるし、保険や年金も払って暮らせる。

 

もっと、オンボロアパートにしか住めなくて、一日10時間以上アルバイト掛け持ちしないと世界つできないと思っていたので、意外でした。

 

偏見でした。

 

それに、一緒に働いているフリーターの女性の話を聞いていると、

  •  海外に行きたいから今はフリーターとして働いている
  • いろんな仕事をしたいからフリーターをしている
  • 資格の勉強をするために正社員を辞めた

など、理由はさまざまです。

 

でも、いろんな方のお話を聞きながら思います。

フリーターでも夢や将来のために働いている人がたくさんいる

そのほうが、何も考えずただ働いている正社員よりかっこいい

 

もちろん、フラフラと生きているフリーターの方も多いでしょう。

でも、それなりに稼ごうと頑張っているフリーターは、「安定している」と思い込んでいる正社員よりもしっかり生きていることに気づきました。

 

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私だけの人生の軸

「フリーターって悪くないな」

フリーター生活を始めてから思いました。

 

もちろん、安定という意味ではフリーターは向きません。

しかし、長い人生の生き方の選択肢の1つとして、間違いではない。負け組でもない。

 

私は、安定して一生生きていくことより、今を全力で、自由に生きることの方が大事です。

 

周りとは違う生き方でも、周りより貧乏でも、

今やりたいと思うことができて、今挑戦したいことに挑戦できることこそが私の人生に必要です。

 

集団で生きることを避けることは逃げることではなく、自分らしく生きるための選択肢だった。

人にはそれぞれ人生の軸がある。

 

私にとって「自由」こそが、人生の軸なんです。

 

『自由に生きる』『幸せに生きる』を軸にフリーターに

少し長いお話になりましたが、私は「自由に生きる」ことを目的にフリーターを選びました。

 

  •  正社員を経験して「集団行動」が合わないことに気づく
  • もっと広い世界があると知る
  • ストレスから抜け出す勇気を持つ
  • 自分の人生の軸を築く

この流れがあったからこそ、今の幸せな生活があります。

 

これから、もしかしたら再び正社員になるかもしれませんし、フリーランスライターとして本格活動するかもしれません。

 

どうなるかは分かりませんが、「自由に生きる」「幸せに生きる」ことを最優先にこれからも未来を選択していきます。

 

皆さんの、人生の軸はなんでしょうか?

時間がある時にでも考えてみてください!

 

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TABIKO

現在、ラオスで日本語教師をしています!
「自由に生きる」をモットーにライターになったりワーホリをしたり。
海外での経験や体験をこのブログにまとめます!

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