ついにニュージーランドのワーホリビザはが切れます( ; ; )
現在、ニュージーランドワーホリ中の海外フリーター×ライターのTABIKOです。
現在コロナ禍で緊急事態宣言も出ている日本。
今年(現在2021年)帰国を考えていた人も、急に感染者が伸び続けていて
「帰っても大丈夫なの?」
「帰国できるの?」
と不安に思う方もいるのではないでしょうか?
実際に私も、ワーホリビザ有効期限がまもなく来るため、帰国を検討していましたが、今になって帰国する不安を募らせています。
しかし、滞在延期するならビザの手続きを、帰国するならフライトの手続きを余裕を持ってする必要があります。悩める時間はそう長くはありません。
そこで今回は、私と同じようにビザの有効期限が近づいていて、現地滞在するか帰国するか悩んでいる方に向けて、帰国するかどうかの判断基準を解説していきます。
少しでも悩んでいる方の力になれたら幸いです!
コロナ禍の日本帰国で越えるべき壁
まず、コロナ禍の日本へ帰国するときに越えないといけない壁について解説していきます。どの国からの帰国にも当てはまるので、考えてみましょう。
フライト中のコロナ感染の危険
現在、香港やニュージーランド、シンガポール、トルコなどの国では、市内での感染率が低く、コロナの抑え込みが成功しているといえます。
(ニッセイ研究所「コロナ禍を上手く乗り切っているのはどの国か?-50か国ランキング(2021年2月更新版)」より」)
「滞在している国が比較的安全だから、日本への帰国も特に問題はない。」
単純にそう思う方もいるかもしれませんが、本当に安全なのでしょうか?
私が滞在しているニュージーランドは、現在日本への直行便はオークランドから東京への便が週に1本のみ。
大阪や福岡などの空港に行く場合には、シンガポールでの乗り換えが必要です。
乗り換えまでの待ち時間も長く、8時間〜22時間程度待機する場合もあります。
直行便ならまだしも、他の国からの飛行機乗り換えもある空港での長時間待機。誰かから感染する確率がゼロとはいえませんよね。
実際に、渡航前のCPR検査では陰性だったのに、帰国後の検査で陽性になった人もいます。
私の知り合いも帰国後に陽性になっていました。
コロナがほぼゼロの国からの渡航でも、帰国にはコロナのリスクがついてきます。
日本での2週間隔離
日本に入国できた後、2週間自主隔離を行う必要があります。隔離場所は以下の通りです。
自宅、社宅、親戚の家、友人の家、マンスリーマンション、ご自身で予約したホテルなどが対象になります。
(宿舎などのトイレやお風呂など、多数の人が共同で使用する場所がある施設は対象外)なお、入国拒否対象地域から入国された方は、検査結果が出るまで、原則、空港内のスペース又は検疫所が指定した施設等で、待機していただくこととなります。
家族や親戚、友達の家で2週間隔離できるのはうれしいけど、水際対策がガバガバな気も・・・
移動は、自家用車かレンタカーのみで公共交通機関は使えません。
そして、自粛中は基本的に外出は禁止です。コンビニやスーパーなどへの外出や軽い散歩などもできません。
なかなか2週間完全に隔離となると精神的にもつらくなります。
ロックダウン中、散歩はOKでしたがほぼ宿にこもっていて、精神的にネガティブになりがちでした。
自主隔離は帰国をするときに、必ず守らなければいけないルールなので、心しておきましょう。
帰国後の働き口
特に、ワーホリや留学から帰ってきたフリーターにとって大きな壁は、「帰国後の働き口」について。
緊急事態宣言でお店を閉めざるを得ないお店がある中で、帰国してすぐにアルバイトを探すのはなかなかむずかしいことです。
以前、現在の求人について調べてみましたが、コールセンターや工場内での仕事案件ばかりで、イベント系や飲食店などの求人は多くありませんでした。
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在宅ワークやオンラインでできる仕事であれば、働くことはできますが、就職やアルバイトを探す方はなかなか厳しい可能性が高いですね。
帰国するか迷ったときの判断基準
帰国するかどうか迷ったときに判断する基準を解説します。悩んでいる方は参考にしてみてください。
ビザ
帰国するかどうか考えるときに1番に調べて欲しいのが「ビザ」です。
現在、ワーホリビザ・学生ビザ・ワークビザなどいろんなビザで海外在住している方がいますが、そのビザが切れた後に取得できるビザがないと、帰国せざるを得ません。
ニュージーランドの場合、ワーホリビザ終了後に取得できるビザは、
- 観光ビザ
- 学生ビザ
- ワークビザ
- パートナービザ(パートナーがNZ永住権を持っている場合)
です。
また、ビザ申請をしたとしても100%ビザ発行されるとは限りません。
まずは移民局やネットから情報を得て、ビザが取れるかどうかを第一に考えてみてください。
安全性
日本国内でのコロナ感染率と、現在滞在している国の感染率を比較して、安全な国で過ごすべきですよね。
ニュージーランドや台湾の場合、市内での感染はほとんどなく、日本に比べればかなり安全といえますよね。
最近流行っている変異型のコロナは、若い人でも重症になりやすく、死亡の危険もあります。
誰もあなたの体をコロナから守ってはくれません。自分で安全な場所を選び、かからない対策を行うことが最優先でしょう。
もし、コロナ感染の安全性が日本と滞在している国が同様の場合は、帰国を選んでもいいでしょう。
言語、保険、周りに助けてくれる人がいるかどうか、などの面で考えたときに、母国の方が治療はスムーズに行えますし、治療後も助けてくれる家族がいる場所の方が安心できます。
ただ、医療現場で頑張ってくれている医師、看護師さんは限界を越えて、私たちを支えて助けてくれていることは絶対に忘れないでください。
そのため、「自分一人なら帰国しても問題ないでしょ」と思わず、これ以上、医療従事者の方々に迷惑がかからない道を選ぶべきだと個人的には思います。
今後のプラン
帰国を検討している方は、今後のプランを決めていますか?
コロナ禍の日本だからといって何もできないわけではありません。外で仕事ができなくても、資格の勉強や言語の勉強、実家住みの場合、家の手伝いをすることもできます。
それでも、
「帰国しても仕事が見つかる気しないしニートになりそう」
「帰国した後のイメージがつけられない」
という方は、帰国しない場合の今後のプランを考えてみてください。
コロナ禍とはいえ、あなたの人生の大事な時間です。無駄になるようなプランしか見えない道は、通らないのが適策でしょう。
「あなたは、これから何をしていきたいですか?」
その答えになる道を選ぶのも1つの基準にしてみてください。
パートナーの有無
コロナ禍で国際遠距離恋愛をしていて、ずっとパートナーに会えていない人はたくさんいます。
Twitterの国際恋愛仲間の中にも、コロナで1年以上会えていないカップルは結構いるようです。
もし、滞在国であなたにパートナーがいる場合、これから当分会えなくなってしまう可能性があると思っておいた方がいいでしょう。
もちろん、海外へ行く方法はありますし、必ずしも会えないというわけではありません。
でも、このコロナ禍で海外へ行くのはそう簡単なことではありませんよね。
それに、そう簡単に海外へ行っていい時期でもありません。
今の時期に、パートナーと会えることはとても奇跡的なことです。
なので、パートナーがいる方は、パートナーとのその後もしっかり考えて帰国を検討してみてください。
コロナにかからない、うつさない道が最優先!
今回、個人的な意見を挟みながらでしたが、帰国を検討するときの基準を解説しました。
やはり一番大事にして欲しいのは、コロナにかからない・うつさないこと。
医療が崩壊しているのは、日本だけでなく世界でも起こっています。
もしあなたがコロナにかかって重症になっても、ベッドが空いていない、治療を受けれないということもあります。
変異を続けているコロナを100%回避することはできないかもしれませんが、少しでもコロナをうつさない、コロナにかからない道を進んでください。
あなた自身も、あなたの大事な人も、コロナにかからず健康に乗り切れることを願っています。